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【第2回】ピア・サポートの役割り
チャプター
医療事故で傷ついた医療者のケア~組織で取組むピアサポート~
概要
医療事故に直面し傷つくのは、その遺族だけではありません。医療者も大きく傷つき苦悩しています。
誰も事故を起こそうとしていない以上、また、患者様のために医療に従事している以上、何かが起こったとき、
医療者も深く傷つきのは当然です。多くの医療者は、抑鬱状態に陥り、何度も事故の様子が
フラッシュバックするなど、いわゆるトラウマを抱え込むことになり、体調に影響がでる場合もあります。医療者としての自信も喪われ、
現場に戻れず、なかには自罰意識が昂じて自殺に至るケースもあります。
事故後に、患者家族の悲嘆と心理状態に適切に対応していくことの重要性は、メディエーションのモデルなどを通じ、
これまでも強調されてきました。それとまったく同等のケアとサポートが、事故当事者の医療者にも必要です。
本講義は、医療者へのピアサポートとはどのような物か、ピアサポートシステムを作るにはどうすれば良いか、
ピアサポートを受けるにはどうすれば良いかなどを2回にわけて講義致します。
シリーズアジェンダ
【第2回】ピア・サポートの役割り
講師
和田 仁孝 早稲田大学大学院 法務研究科 教授
日本学術会議 連携会員日本医療メディエーター協会 代表理事
厚生労働省社会保障審議会医療保険部会 委員
国土交通省中央建設工事紛争審査会 委員
1979年3月 京都大学法学部卒業(法学士)
1986年3月 京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了
1987年4月 京都大学法学部助手
1988年4月 九州大学法学部助教授
1996年4月 九州大学大学院法学研究院教授
2004年4月~ 現職
医療紛争の領域で、医療メディエーションのモデルを構築し、日本医療メディエーター協会代表理事として医療メディエーター養成など実践的にも活躍している。
プレゼンテーション・コミュニケーションに関する研修・講演・コンサルティング・個人トレーニング・
講座主催大手企業から経営者・医師などエグゼクティブ等、約15000人の指導実績